うららか絵本のブログ

絵本と文庫とたまに雑学

絵本

【26】おどる12人のおひめさま

思わず絵に見入ってしまう絵本 「おどる12人のおひめさま」 文 グリム童話より 絵 エロール・ル・カイン 訳 矢川澄子発行所 株式会社ほるぷ出版 グリム童話を好んで描く、エロール・ル・カインが手掛けた絵本。 題名通りに12人のおひめさまが登場するの…

【25】めっきらもっきら どおんどん

夏になると読みたくなる絵本 「めっきらもっきら どおんどん」 作 長谷川摂子 絵 ふりや なな 発行所 福音館書店 友達をさがして神社にやってきたかんたは 不思議な場所へ迷い込んでしまいます。 迷い込んだ先で出会った3人と遊んだり おもちのなる木をみつ…

【24】ちいさなあなたへ

2023/7/25 子どもが生まれた時のこと、 子どもを育てていく大切な時間を思い出させてくれる絵本 「ちいさなあなたへ」 文 アリスン・マギー 絵 ピーター・レイノルズ 訳 なかがわちひろ発行所 株式会社主婦の友社 上の子供を出産した際に友人からプレゼント…

【23】すなはまのバレリーナ

2023/7/6 生き方を考えさせる絵本 「すなはまのバレリーナ」 文 川島京子 絵 ささめやゆき 制作協力 牧阿佐美発行所 のら書店 子供の習い事でよく耳にする「クラシックバレエ」を 日本に伝えたロシア人バレリーナ、エリアナ・パヴロバと バレリーナたちのお…

【22】ねずみのおいしゃさま

2023/4/22 春先に読みたくなる絵本 「ねずみのおいしゃさま」 さく/なかがわ まさふみ え/やまわ きゆりこ発行所 株式会社 福音館書店 大雪の夜中に、りすさんの家から ぼうやが熱を出したので来てほしいと電話がありました。 夜中に行くのも医者の仕事だよ…

【21】ちかてつライオンせん

2023/4/13 動物園で過ごしている動物たちは、もしかしたら この本にように出勤しているのかもしれません。 「ちかてつライオンせん」 (作・絵)サトウマサノリ 発行元 株式会社 パイ インターナショナル ライオンが駅長のちかてつライオンせん。 今日も停車…

【19】オレ、なんにもしたくない

2023/4/4 そう、たまにはこんなふうに思います。 「オレ、なんにもしたくない」 文 デヴ・ペティ 絵 マイク・ボルト 訳 小林賢太郎発行 株式会社マイクロマガジン社 以前、ご紹介した 【18】オレ、カエルやめるや の続編の絵本です。 今回のカエルくんは、な…

【18】オレ、カエルやめるや

2023/3/5 カエルの親子がコミカルな会話で繰り広げる 自己肯定のお話。 【オレ、カエルやめるや】 文 デヴ・ペティ 絵 マイク・ボマガジン 小林賢太郎発行 株式会社マイクロマガジン社 カエルの「オレ」はカエルじゃなくて ふさふさしたかわいいものになりた…

【17】おおさむこさむ

2023/2/23 初めて会う親切そうに見える人(?)に油断したらだめよと 防犯について教えることができる絵本 【おおさむこさむ】 さく こいでやすこ 発行所 福音館書店 おおばあちゃんが止めるのも聞かずに、 新しいマントでそり滑りに出かけたきつねのきっこ…

【15】オニのサラリーマン

2023/2/14 じごくカンパニーの平社員 オニガワラさんの日常を軽快な関西弁で紹介する 「オニのサラリーマン」 文 富安陽子 絵 大島妙子 発行所 株式会社福音館書店 節分は終わったのに、オニのお話で恐縮ですが 以前から気になっていたこの絵本を手に取って…

【14】おばけえんはすぐそこです

2023/2/6 おばけ(妖怪)が通うおばけえん。 山崎るり子さんのリズミカルな詩にのせて 園生活が繰り広げられます。 「おばけえんはすぐそこです」 詩 山崎るり子 絵 石黒亜矢子 発行所 福音館書店 子供のおばけたちが通う幼稚園ならぬ「おばけえん」。 クラ…

【13】オニじゃないよ おにぎりだよ

2023/1/29 おにぎり大好物のオニが、おにぎりの美味しさを知らない(と思われる)人間に なんとか伝えたい情熱のお話 「オニじゃないよ おにぎりだよ」 作 シゲタサヤカ 発行所 株式会社えほんの杜 シゲタサヤカさんが描くコミカルの絵で 右斜め45度ぐらい…

【12】雪窓

2023/1/26 おでん屋台「雪窓」を中心に紡がれる あたたかくて、ちょっと小気味よく、そして切ないお話 「雪窓」 作 安房直子 絵 山本孝 発行所 偕成社 おでんの屋台、行ったことありますか? うららかは北国出身だからか、おでんの屋台とは縁が薄く 行ったこ…

【11】鬼の首引き

2023/1/20 鬼にだって「お食い初め」があるんです。 「鬼の首引き」 文 岩城範枝 絵 井上洋介 発行 株式会社 福音館書店 人間に「お食い初め」があるように 鬼にも「お食い初め」があるようで その際、食べるのはもちろん「人間」です というお話。 作者の岩…

【10】しずくのぼうけん

2023/1/15 ひとしずくのお水が、いろいろなところをたびする 「しずくのぼうけん」 さく マリア・テルリコフスカ え ボブタン・ブテンコ訳 うちだりさこ 発行所 株式会社福音館書店 ある日、バケツから飛び出した ひとしずくのお水が 場所を変え、形を変え、…

【9】やさいのがっこう いちごちゃんはやさいなの?

2023/1/10 日頃、食卓にならぶ食材たち これは果物だったかな?それとも野菜? そんな疑問を思い出させてくれる絵本 「やさいのがっこう いちごちゃんはやさいなの?」 著者 なかや みわ 発行所 株式会社 白泉社 「やさいのがっこう」は2023年現在、本作品が…

【8】パンダ銭湯

2023/1/8 そうか。そういうことだったのかと妙に納得してしまう絵本 【パンダ銭湯】 さく tupera tupera 発行 絵本館 対象年齢は3歳~6歳とのことですが、 小学生はもちろん、大人の友人にもお勧めしたい絵本です。 親子のパンダが銭湯に行き、、そして?? …

【7】おばけのケーキ屋さん

2023/1/5 大人が読んでも泣ける絵本 「おばけのケーキ屋さん」 絵・文 SAKAE 発行 株式会社マイクロマガジン社 初めてこどもに読み聞かせをしたとき、思わず泣いてしまいました。 当時、子供は4さい頃、まだ意味がわからない感じで 説明するのがもどかしかっ…

【5】おとぎれっしゃ しゅっぱつしんこう

2022/12/27 読むと、いろんなお話を思い出すことができる絵本 「おとぎれっしゃ しゅっぱつしんこう」 作・絵 間瀬なおかた 発行所 株式会社 金の星社 おとぎれっしゃに乗ってお話の世界をめぐります。 描かれているキャラクターが可愛らしくて 思わず心がほ…