【26】おどる12人のおひめさま
思わず絵に見入ってしまう絵本
「おどる12人のおひめさま」
グリム童話を好んで描く、エロール・ル・カインが手掛けた絵本。
題名通りに12人のおひめさまが登場するのですが
おひめさまの衣装はもちろんのこと、王様や背景の絵がとても綺麗で
エロール・ル・カインの世界に引きずり込まれます。
お話はグリム童話で、貧しい兵士がおひめさまたちの謎を
解いたことで、王様からおひめさまを賜り結婚。
結婚したふたりは幸せに暮らしたとのことです。
個人的には、兵士が選んだひめが一番年上のしっかりしたおひめさま
というところがいいなと思いますね。
またお話もさることながら、やはり絵が綺麗の一言です。
細かい部分もじっくり見て(読んで)も飽きません。
エロール・ル・カインは「イメージの魔術師」と
称されているようでなるほどと感じます。
他にも沢山、手掛けられている絵本があるようなので
ぜひ見て(読んで)みたいですね。
それでは、また。