うららか絵本のブログ

絵本と文庫とたまに雑学

【17】おおさむこさむ

2023/2/23

初めて会う親切そうに見える人(?)に油断したらだめよと

防犯について教えることができる絵本

 

【おおさむこさむ】

さく こいでやすこ 発行所 福音館書店

おおばあちゃんが止めるのも聞かずに、

新しいマントでそり滑りに出かけたきつねのきっこたち。

 

そこに、よいそり滑りの場所があるよと、ニコニコ声をかけてきた雪だるま。

最初は仲良く遊んでいましたが、その雪だるまが裏で考えていたこととは、、。

 

作者こいでやすこさんの絵は、ほんわかしていて

全体的に優しい世界観で進むのですが、その中に現れた雪だるま。

先はどうなるの?と読んでいてドキドキします。

 

福音館書店の紹介文では、3才からとのことで

こどもに防犯について教えるには最初の一歩のよい絵本だなと思います。

 

また「きつねのきっこちゃん」はシリーズもので、

今回ご紹介した絵本は3弾目とのこと。

 

他の本の紹介文を読んでみたところ、他の2冊も面白そう(美味しそう)でした。

美味しそうな絵本は大好きなので、今度また探して読んでみたいと思います。

 

今回ご紹介した絵本の中で、おおばあちゃんの家のいろりが

赤々と燃えており、そこに鉄瓶がかかっているのですが

それが寒い外と対比され、すごく暖かい雰囲気を出しています。

 

実は、最近我が家でも、鉄瓶を使い始めました。

 

鉄瓶にお水を入れて、白湯を作るところから一日がスタートします。

少しだけ、丁寧に時間を過ごしている気がして

気持ちが上向きになります。

 

そして白湯で淹れる紅茶がまた美味しいのです。

そういえば、今年の冬は風邪を引いてませんので

もしかしたら、白湯と紅茶のおかげかもしれませんね。

 

それでは、また。