うららか絵本のブログ

絵本と文庫とたまに雑学

【7】おばけのケーキ屋さん

2023/1/5

 

大人が読んでも泣ける絵本

「おばけのケーキ屋さん」

絵・文 SAKAE 発行 株式会社マイクロマガジン社

 

初めてこどもに読み聞かせをしたとき、思わず泣いてしまいました。

当時、子供は4さい頃、まだ意味がわからない感じで

説明するのがもどかしかった思い出があります。

 

発行元のマイクロマガジン社のHP説明によると

イラスト投稿サイトPixivで発表後、反響が大きく

書籍化された絵本とのこと。

 

確かにストーリーもグッときますし、

絵もとても素敵なんですよ。

 

ストーリーは・・・

 

腕自慢のケーキ職人(?)のおばけさんは

そのおいしさでみんなを驚かせるのが大好き。

 

だけど一人だけ、ケーキを食べても驚かない女の子がいて??

ケーキでなんとか驚かせたいおばけさんと

驚かない女の子の日々。

 

だけど、そんな日々も終わるときがきてしまい、

最後の女の子からおばけさんへの言葉が胸にしみます。

 

このブログを書くために、再度読んでいたのですが

やはりじわっときますね。

 

少しだけ読者に想像する場所を残してくれていて

余韻がのこる絵本だとうららかは思います。

 

子供だと6さいくらいから理解して読めるのではないでしょうか。

 

あぁ、ケーキが食べたくなってきた。

甘いものあまり好きではないけど、

この絵本を読むと無性にケーキが食べたくなるんですよね。

 

それでは、

最後まで読んでいただいてありがとうございました。