うららか絵本のブログ

絵本と文庫とたまに雑学

【10】しずくのぼうけん

2023/1/15

 

ひとしずくのお水が、いろいろなところをたびする

「しずくのぼうけん」

さく マリア・テルリコフスカ え ボブタン・ブテンコ
訳 うちだりさこ 発行所  株式会社福音館書店

 

ある日、バケツから飛び出した ひとしずくのお水が

場所を変え、形を変え、旅をしていくお話。

 

身近にある「お水」が題材で

年長ぐらいから読んで理解できると思いますし

「初めての科学」のきっかけにもなりそうな絵本です。

 

大人が読むと、日々の忙しい毎日で忘れていた自然を

少しだけ思い出しそうですね。

 

そして後ろを読んでびっくり、1969年に発行された本で

自然の不変さを感じました。

 

また絵と文字のフォントがよい世界観を作りだしてて

なんとなくレトロ。

 

日本の絵本を読むことが多いのですが

今度は外国の絵本という視点で絵本を探してみようかな。